あなたにとって仕事とは?働くとは?
人生の多くの時間を費やす、働くということ。
仕事って当たり前にしていることですが、本質的なところを考えると、幸せになるために必要なことだし、幸せになるために仕事をしているのだと思うのです。
ですが、今の目の前の人間関係や、仕事で苦しかったり悩んだりとかしている人が多いのが現実。
仕事はあなたの一部でしかない。
はずなのに、仕事に頭をすべて支配されて、家に帰っても思い出したり、ストレスを感じることもある。
生きるため、稼ぐために、それがなくてならないものだけど、あなたにとって、働くとは、仕事とはどんな意味があるのか、今までの働き方が変わりつつある今こそ、一度ゆっくり考えてみませんか?
1. 仕事ってなんだろう?
本当はやりたくないけど、しかたなくやるもの。
そう捉えていると、楽しめるものも、楽しめなくなるかもしれません。
そもそも仕事って、なんでしょうか?
あなたにとっての仕事を知るために、10個の質問をしていきます。
この質問を実際に考えて、答えを紙に書き出してみてください。
- 仕事にどんなイメージがありますか?
- なぜ、そう思いますか?
- 仕事が楽しい人とそうでない人の違いはなんですか?
- 仕事と遊びの違いはなんですか?
- 仕事とボランティアの違いはなんですか?
- 仕事で得られるものはなんですか?
(時間や労力などを提供する仕事、その対価として欲しいものは?) - 仕事ってなんですか?
(小さな子供に仕事って何?と聞かれたらなんて答えるかイメージしてみてください
いかがでしたでしょうか?
自分てこんな価値観を大切にしていたんだとか、自分の新しい一面に気付いたり。
あの時の仕事が意味ないと思ったのは、ここが違っていたからなんだと、過去の自分を客観視できたり。
漠然とした仕事に対しての思いが、言語化されてくることで、モヤモヤも解消されたり、自分の目指すべき方向性も見えてくるものです。
2. なぜ働くの?
もし、お金に困らないとしたら、あなたは働くのをやめますか?
働くことで、得られるのはお金だけではないですよね。
では、なぜあなたは働くのか、その意味を考えていきましょう。
6個の質問をしていきます。
この質問も、実際に考えて、答えを紙に書き出してみてください。
- なぜ働いているのですか?
- 仕事でしか得られないものはなんですか?
- どんな時にやりがいや生きがいを感じますか?
- 働くことにどんな幸せや喜びがありますか?
- あなたが仕事に求めているものはなんですか?
- なんのために、あなたは働くのですか?
いかがでしたでしょうか?
新しい自分に出会えましたか?
私は実際にこの質問ワークを3人でやってみました。
同じ質問なのに、答えが異なりました。
そして、他の人の答えを聞いていく間に、気づかなかった視点も持てるので、自分の考えもさらに深まっていくのです。
ぜひ何人かとシェアしながらワークするのがオススメです。
回答の一部を紹介しますね。
仕事のイメージは?
- 生きがい
- 苦労
- 転換期
仕事が楽しい人とそうでない人の違いは?
- 自分が求めることと、doingが同じ人
- 環境、職場の人間関係、評価など、自分がやりたいこと求めていることが同じな人
- そうでない人は、自分の軸がまだなくて、自分のやりたいことがわからない人
- 自分がどういきたいかを考えずに、流されている
- 働かなきゃと漠然と思っていて、なんのために働くかわからない
- 自己肯定感が低い。自分に価値があることがわからない
仕事と遊びの違いは?
- 遊びはひとりでもOK
- 自分次第、はじめるのも、おわるのも
- 仕事は相手が必要。結果、義務、お金、時間、制限がついてくる
仕事とボランティアの違いは?
- 無償と有償の違い
- 責任感、時間、プロ意識
- ボランティアは善意、好き、進んで。応援したい気持ちがベース
仕事で得られるものは?
- 幸せ
- 貢献、所属
- 出会い
- 経験
- 収入
- 能力
- 技術
- 知識
あなたにとって仕事ってなんですか?
- 自分ひとりでは、気付けなかった自分に出会える可能性のある活動
- 役立つ場所。幸せを感じる、人とつながる場
- 自分の価値を感じられる場所
このように、3人だけでも考えはバラバラ。
今まで生きてきた経験や環境により、価値観は異なるものです。
いろんな人に問いかけてみて、たくさんの答えを知ることで、あなたの選択肢も広がっていくかもしれませんね。
自分にとっての仕事とは? 自分流に定義をしてみよう!
仕事とは、自分ひとりでは、気付けなかった自分に出会える場所。
自分の弱さも、強みも知れる機会である。
これが、私にとっての仕事の定義です。
あなたは、どんな仕事の定義をもっていますか?
ぜひ、あなたも一度、自分なりの仕事、働くことの意義を再定義してみませんか?
もしかしたら、仕事に忙殺され、意味なくこなすだけの時間を手放すことができるかもしれませんよ。
【エディター&キャリアコンサルタント】
女性誌5誌16年、女性WEBメディア4年、女性メディア編集者として20年間のキャリア。女性ユーザー1000人以上の取材を行い、常にユーザー目線の企画作りを行う。得意ジャンルは人物インタビュー。タレント、アスリート、経営者、起業家などを取材し、その人の魅力や強み、ビジョンを引き出す取材方法が特徴的。【国家資格キャリアコンサルタント】の資格も保有しているので、インタビューでの出会いをきっかけに、その人のライフキャリア構築のサポートなども行う。ACCアスリートキャリアコーディネーターの資格も保有。